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今回は、ミステリー調に初挑戦です。

かまいたちの夜、というゲーム機で読む小説があったのですが、それのイメージで作ってみました。

何かに追われ、夢中でかけ出す男。
思い出すのは、容赦なく切り捨ててきた日々。

手がかりは、赤字の単語です。

単語、数字、前後で並べると、

山茶花（さざんか） 、 9 、前

資産家（しさんか） 、 12 、前

死神（しにがみ） 、 8 、前

ブロック 、 54 、後

単語に共通するのは、4文字であること。

その中に、数字を導く3文字の式が入っていることです。

「さざんか」は、「さざん」と「か」

「しさんか」は、「しさん」と「か」

「しにがみ」は、「しにが」と「み」

「ブロック」は、「ブ」と「ロック」

といったようにです。

「さざん」は、3×3=9

「しさん」は、4×3=12

「しにが」は、4×2=8

「ロック」は、6×9=54

そして、前後とは、全体の4文字のなかで、この3文字がどちらがわにあるか、ということでした。

※出題後気づいたことですが、3×3の「さざん」と4×2の「しにが」の出題が統一されていなかったので、わかりづらくなったのかと思います。

「さざんが」「しにが」に揃えるか、「さざん」「しに」と両方「が」を取ってそろえるべきでした。。。

ということで、問題の「奥さん」は、

奥さん＝おくさん＝「お」 「くさん」 で、

9×3＝27

後ろから、27人というのが答えでした。

答えがわかって、問題をもう一度読むと、何でも切り捨ててきた男は、奥さんだけはムダに増やし続け、結局、27人の奥さんに追われているという、、変な読み味に変わることがお楽しみいただけたんじゃないでしょうか。